特集
沖縄本島を飛び出し、島々の人々を訪ね、美味しい特産品を求める、しまリッカ
行ったことがある人も、無い人も、新たな発見があるかも知れませんよ!
- 今回、石垣島でコーヒーを栽培している、東内原さんの畑へお邪魔しました。
赤道25度線の範囲がコーヒーの栽培できる範囲だそうで、沖縄はギリギリ入るくらいでしょうか。東内原さんのところでは、残念ながらコーヒー豆の販売はしていらっしゃらないそうなので、直接お店にいって飲むしかありません。私達取材班がお邪魔したときも、関西からの観光客らしき方がいらしていましたよ。
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無農薬にこだわっています。海に打ち上げられる海草を土に埋めてミネラル分を供給したり防風林を周りに植えて、台風対策をしたり自然の範囲で出来る対策をしてらっしゃいます。そうする事により、木自身が強くなっていくんだそうです。更に驚いた事は、地形そのものを利用してコーヒーを植えていると言う事。
台風が来た後に、被害状況を確認して回り、被害が少ないところにコーヒーの苗を植えるのだそうです。
こだわりと、愛情を持ってコーヒーを育てている東内原さん。はるばる、遠方から東内原さんのコーヒーを飲み来る方々がいらっしゃるのにも納得です。
平成17年より、八重山で初めて島の女性起業家のつくる加工品を一同に組み合わせ、セットにして販売してきたそうです。 それぞれの農場を持ち、自分達が育てた八重山の野菜や果物をもっと活用しようと加工品づくりに取り組んでいます。「愛情をこめて育てた野菜を無駄にしたくない」「八重山の味を伝えたい」そんな想いが伝わってきました。
- オクラをベースにした、「パイン」と「グァバ」入りの2種類があります。規格外のお野菜や果物、スパイスを使用しています。八重山はスパイスの宝庫。ニッキ、ピパーチ、パクチー、フェンネルなどのたくさんのスパイスがソースに使われてい ます。
サラダにドレッシングとして、カルパッチョのソースとして、またスープの隠し味として、どんな食材にも合うそうですよ。
すべて八重山で育てられた素材で作られている島ソース。まさに、八重山そのものだとおっしゃっていました。 - 1瓶 680円
- 今回、取材をさせていただいた方の全員に感じたのが、八重山への情熱でした。皆さん、いつも最後には八重山への思いを語ってくれました。
そんな、美しい八重山の自然を守るには、観光客として訪れる私たちも八重山を思って行動しなくてはいけないと思いました。
本島に帰る日、夜の空港で八重山の飛行場の皆さんが手を振ってくれたのを見て、すごくうれしくなりました。八重山のみなさん、本当にありがとうございました。