今回は石垣島にて開催した座学講習の模様をご紹介していきます。
八重山地区も予想以上に参加申し込みが多く、皆さんとても興味を持っていただけてるのかなと、お魚スタッフもしっかり準備して臨みました!!
今回も座学講習から学んでいただき、その後料理教室という流れで進めていきました。
場所は「石垣市健康福祉センター」です。
受講者は16名。急遽、欠席者も出ましたが、見学の方やお連れの方に参加してもらうなど、予定通りの人数で進めることができました。
見学でもいいから参加したいと言う人もいるぐいらいの応募数で良かったです。
「普段から魚に触れる機会が多い人」、「初めて魚をさばく人」、「いろいろな方に参加していただき」、「沖縄の海のことや水産業のこと」、「市場の流通のこと」を紹介できたのはとても良かったと思います。
皆さん興味を持って、真剣に聞いていただけました。
この座学講習で受講生が学んでいる内容を一部ご紹介します!
水産物がどのように取引されて、皆さんの家庭に届くのか市場の仕組みを見てみると、このようになっています。
卸売市場では、卸売業者と仲買業者との間でセリという販売方法で取り引きが行われています。
仲買業者は水産物の品質を確認してセリ落とし、飲食店や小売店等へ販売しています。
沖縄県内では、ほとんどがこの流れで流通しています。
一方で沖縄県外への消費者のもとに届くまでには、東京や大阪などの卸売市場で再度セリが行われています。
水産物は、水揚げが天候等に左右されるため獲れる魚の質や量が異なり、同じ種類の魚でもサイズや鮮度により刺身用、加工用など用途が異なるといった特性を有しており、県外への流通には再びセリが行われることになります。
こうしてみると、水産物の流通には沢山の人の手が関わっていることが分かり、値段が高くなることも理解できますね!
アンケートでは
「海の恵をもっと身近に簡単に楽しく活かせるように家庭でも工夫していきたい。」
「目からうろこの楽しい講習会でした」
などなど、嬉しい声をいただきました!!受講生の皆様ありがとうございます!
引き続き、八重山地区での料理教室の模様をご紹介していきます。
料理教室のページも是非、ご覧ください!