一日体験学習紹介

お魚レシピ伝道師
南部地区一日体験学習紹介

今回は糸満の喜屋武で南部地区の体験学習を開催しました。

シャコ貝の植え付け体験です!

心配していた雨も上がり、太陽が出てきたので安心です。

まずは漁港にてお魚スタッフから、注意事項などの説明をしました!

赤嶺さん

今回は沖縄県水産課の赤嶺さんにもいらっしゃってもらい、挨拶して頂きました。

休日にも関わらずありがとうございます。

漁港から植え付けする浜まで移動して、シャコ貝の生態や植え付け方法について説明します。シャコ貝の植え付けは、サンゴの岩にドリルで穴を開け、その穴に生後約1年のシャコ貝(約1cm)入れます。大きくなったら狭くなっちゃうんじゃないのー!?と心配になりますが、シャコ貝から酸を出して少しずつ岩を溶かしていくので、成長しても体にピッタリサイズの穴に入っていることができます。

サンゴの岩

では、早速サンゴの岩へ行きましょう!!足元には気を付けてくださいねー!

到着!!この日は大潮に合わせたので大分奥のほうまで行くことができました。

何と!講師の方が海からやって来ました!!

小堀端さん

漁師の小堀端さんです!海人!!

早速体験学習を開始していきまーす。

始めに流れを説明していきます!

1.ドリルで開けた岩を水で綺麗にします。(事前に小堀端さんが穴を開けてくれていました。)

2.穴にシャコ貝を入れていきます。

3.植え付けしたシャコ貝が波にさらわれないようにネットを張ります。

4.ネットがはずれないよう固定します。

ネットを貼り終えると、完成!!シャコ貝が穴にしっかりとつくまではこのままの状態にしておきます。

実際の写真も公開!

作業風景

さて!!ここからシャコ貝の試食です。

まずお尻の方にある隙間からナイフを入れ、貝柱を切り離します。

するとパカッと貝を開けることができるので、肝の部分を切り離して出来上がり。

綺麗に開きました!!みなさんお上手です。

味付けは海水!海水で洗ってそのまま美味しく頂きました!

試食

そして、小堀端さんがとっっても大きなシャコ貝を持ってきてくれました!!

何とこの大きさになるまで10年以上かかるのだそうです。

10年

話しの中で、たくさんの苦労や工夫しているお話しを聞くことができました。

再び漁港に戻り、修了証授与式をして今回は終了です。

アンケートでは

シャコ貝が10年程で食卓にのぼる大きさになることに大感激です。漁協関係者の方々の苦労を噛み締めていただきました。これから沖縄県民がもっと魚類に関心を持って食べれるようになればいいですね。本日はありがとうございました。

今までシャコ貝を購入したことはなかったのですが、前回の勉強会含め今回のことで食卓に魚介類を並べる回数が増えてきました。また新しい友人もできとても楽しい機会を作っていただきありがとうございました。

など、みなさんの意識が変わっているのが伝わってきました。

参加して頂きました受講生の皆さん、講師の皆さんお疲れ様でした!!

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