第二回一日体験学習紹介

第二回「お魚レシピ伝道師
南部地区一日体験学習紹介

お魚レシピ伝道師南部地区の体験学習が糸満市の「海ん道」UMINCHIで行われました。

海ん道は、青い空とキレイな海が広がる沖縄本島最南端に位置する農園の中にあり、地元スタッフが手間ひまをかけて「海の宝石」海ぶどうを育てています。

本当に大自然の中にあり、とても和やかな場所でした。

今回はその海ぶどうの養殖について、いろいろ学んできましたのでその模様を紹介していきます!

そして、今回施設のご案内や海ぶどうの養殖についてご説明していただいた、高坂さん(左)と山城さん(右)です。

海ん道

お二人には受講生からの多くの質問にも丁寧に答えていただき、すごく良くしてくれました!!

また、今回は沖縄県水産課平安名班長にもお越しいただき、ご挨拶をしていただきました。

休日にも関わらずお忙しい中、ありがとうございました。

写真見づらくすみません...(泣)

班長

冒頭でのご挨拶等が終わると、さっそく施設内に移動し、海ぶどうを育てている現場を覗いてきました!

養殖所

施設内には水槽がたくさん並んでいて、その中で海ぶどうを育てているようです。

受講生の皆さんも興味深げにメモを取ったり、写真を撮ったりして説明を受けています。

海ぶどうってそもそも何?って気になる人も多いと思いますので、少し紹介しておきます。

海ぶどうはクビレズタという海藻の一種で、果物のぶどうの房の形に似ていることから名付けられたそうです。食べた時にプチプチした食感が特徴で、「グリーンキャビア」とも呼ばれているようです。

沖縄のような温暖な気候、熱帯・亜熱帯地方でしか生息していなく、一本一本手作業で摘みとるため、とても貴重な食材とされています。

海ぶどう

年間で約1,000tが収穫されるようですが、それも全て手作業で摘みとるというのは本当に驚きですね。

ちなみに、収穫して約1週間程度がプチプチ感が残っていて食べごろだそうです。

長い間日持ちはしないので、新鮮な内に美味しく食べるのがいいです!

収穫

こちらは海ぶどうの選別作業です。飛び出た部分を切ったりして形を整えています。

こういった地道な作業があって、消費者の手元に届けられているんですね。

QAB

そして、なんと、この日はQABさんのカメラも入りました!!

お魚レシピ伝道師の活動が注目されてきている証拠ですね。いろんなメディアでももっと取り扱ってもらえるようにお魚スタッフも頑張らなくては!!

光合成

さ、もう少し海ぶどうのことを勉強しましょう。

海ぶどうの成長には、光の調整や水温管理も重要になってくるようです。

光を上手く調整して、成長をコントロールして粒を付けさせていきます。海水の温度によっても必要な光の量は異なってきますが、海ぶどうは昼間、強い光で栄養分をたっぷりと吸い込み、穏やかな光の夕暮れ時から朝にかけてゆっくりと成長します。

水温に関しても海ぶどうの成長に最適な温度は22℃~25℃と言われています。

そして、鮮度の高い沖縄の海水が海ぶどうの栄養素であるミネラルとして必要な要素となります。

海ぶどう

海ぶどうはストレスに弱く、病気にならないよう細心の注意を払ってとても気を使って育てられています。

そんな多くの手間ひまがかかったこの「海ぶどう」を、最後に皆さんで試食しましたよー!

試食

やっぱり学んだ後に食べるのはいつもより美味しさを感じますよね!!

試食

取材カメラを意識して、食レポ風に美味しそうに食べている方もいましたね!!

食べ終わったところで、本日の体験学習の修了証書を受講生に交付して、最後に皆さんで記念撮影をして終わりました!受講生の皆さん、講師の方々お疲れ様でした!

集合写真

アンケートでは

初めて海ぶどう見学をして、想像してた育て方ではなかったので学ぶ良い機会になりました。

今まで知らなかったり、考えたこともなかった海ぶどうの食べ方を他の参加者の方々、生産者の方とお話しすることができ、とても勉強になりました。

養殖場の視察をする事で、海ぶどうがより身近な食べ物に感じる事ができました。

など、手間暇かけて育てられている海ぶどうを知って、今後の海ぶどうとの付き合い方が変わっていきそうです。

やっぱり、育っていくストーリーを知っていると、食べた時の感動も大きいかもしれないですね!

ショップ

商品

今回お世話になった「海ん道」UMINCHIでは、養殖場の見学の他、摘み取り体験などの様々な体験プログラムが用意されているそうです。

施設内のショップでは海ぶどうの加工品(ドレッシングやアイスクリーム)も数多く揃えており、店内でも休めるスペースがあります。

思い出づくりに是非、遊びに行ってみてください!!

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