第二回開催、北部地区座学講習の模様をご紹介したいと思います!
北部地区の、座学講習は名護中央公民館「工作室」で行いました!
木の匂いや、絵の具匂いが漂っていて懐かしい気持ちになりました。
今回の講師はサンネットの松田さんもうなんども講師をしているのでベテランですね!
受講生のみなさんもとても静かに聞き入っていて、真剣味が伝わってきました。
工作室は窓に囲まれていて、室内を暗くする必要があったのですが、
少し暗すぎてメモが取りづらいにも関わらず、みなさん一生懸命メモをとっていました。
ここで、座学で紹介しているページをいくつか紹介します。
お魚の旬はいつ?といった声を聞きますが、まずは旬について!
農作物の旬には「旬の野菜推進委員会」という機構があり、旬の野菜10か条を定めています。
1.それぞれの地域で(適地)
2.最も適した時期に
3.(太陽と土と水で)無理なく作れ
4.(充分に熟した)食べごろに
5.新鮮な状態で収穫するので
6.栄養分がいっぱい(の)
7.おいしい野菜(になる)
8.(化学農薬、化学肥料の使用が少なく)安全で
9.自然環境にやさしく
10.人にやさしい
このように定められています。このことから、旬の野菜は
・栄養価が高く、価格が安い
・農薬、エネルギーの使用が少なく、味が良いとされています。
それでは、水産物の旬とはどのようなことを指すのでしょうか。
農作物と同じように
・脂がのっている時期?
・漁獲量が多い時期?
・栄養価が高い時期?
さんま、もずくのように一般的に漁獲量が多い時期を旬としているものが多いです。
しかし、全ての水産物が最も多く穫れる時期が美味しく栄養価が高いとは限りません。
多く穫れる時は栄養価が少なかったり、脂がのっているから美味しいとも限らず、季節によって味が変化し、美味しいと感じる時期は人それぞれなので水産物の旬の捉え方も人によって個人差があります。
水産物には「旬」を定めることができないのですね!
いかがですか?勉強になりましたでしょうか。
アンケートでは
「魚の消費量が少ないことや、モズクが水産物1位であること等、知らないことばかりでした。食育のために学校やサークルなどでも、この講習が受けられればよいと思います。」
「沖縄の現状や、魚について見直すことが出来ました。」
などの声をいただいています!
北部地区の座学講習紹介は以上になります。みなさまお疲れ様でした!
この日は続いて、料理教室を行いまいた。続きは料理教室で紹介いたしまーす!
今回が第2回となる「お魚レシピ伝道師による水産物消費拡大事業」まずは、中部地区の座学講習の模様からお届けしていきます!!
中部地区の開催は料理教室・座学講習共に沖縄市福祉文化プラザで行いました。
座学講習の内容はこれまで同様にお魚を中心とした水産物に関する基礎知識をお勉強しました!
受講生の皆さん、とても真剣に聞いていて興味津々の様子です!!
メモを取りながら聞いていただき、講師にとってもありがたい姿勢ですね!
ここで!受講生の皆様も実際にお勉強している、お魚の豆知識!
お魚はやっぱり新鮮なものが美味しいですよね!!そこで、鮮魚の保存方法についてです。
鮮魚は鮮度が命です、以下のポイントを守って保存しましょう!!
①傷みやすい内臓、血合いを取り出し、よく洗い、しっかり水気を拭き取る。
②一尾ずつキッチンペーパーで水分をよく取り除いてから、ペーパーで包む。
③その上から調理用ラップでキレイに巻く。
④密閉できるフリーザーバッグで冷蔵保存。
これを覚えれば、いつでも新鮮で美味しいお魚が食べられます!
最後の質疑応答の場面では、受講生から積極的に質問が飛び交い、お魚スタッフもまだまだ勉強しないといけない状況でしたが、約1時間の座学もあっと言う間に終わり、また、多くの方にお魚の基礎知識を知っていただくことができました!!
この日は、そのまま料理教室を続けて行いました!いよいよ実践です!
最近、お魚レシピ伝道師の活動も誌面やニュースなどのメディアに取り上げられるくらい注目されるようになってきましたー!!
継続して全国的にも発信できるようにしたいですね。さて、そんな「お魚レシピ伝道師」の那覇地区での座学講習の模様を紹介していきます。
今回の場所は、沖縄ガスさんの調理実習室です。
座学講習後は引き続き料理教室の実施という流れで行い、まずは受講生の皆さんに沖縄の海や水産物に関する内容を幅広く説明していきました。
皆さん、真剣にメモを取りながら聞いています!海を身近に感じることができる沖縄で生活していてもやっぱり知らないことって意外にありますよね!ということで、今回も座学講習の一部を紹介していきます。
沖縄で2番目に多く獲れる水産物であるマグロ!お魚に関して言えば1位ですね。生鮮まぐろの漁獲量は全国では第3位ということで、「沖縄美ら海まぐろ 」としてブランディングを図っています。
沖縄で水揚げされる4種類のマグロを比較するとこのような違いがあります。
マグロにはEPAやDHAといった栄養素が豊富に含まれていて、お魚の中でもトップクラスです。実際に4種類のマグロを食べ比べてみるのも面白いかもしれないですね!
お魚は生活習慣病の予防にもなりますので、身近なマグロにもこれだけ種類特徴があるということを知って食べると、いつもとは違った味を感じることができるかもしれないですね!
座学講習後のアンケートでは
「魚の良さを知ってもっと勉強しながら、沖縄中に広めていこうと思います。」
「沖縄でマグロやイカがかなり沢山獲れるのを知りませんでした。漁の仕方も初めて知りました。」
「沖縄は海に囲まれているのに、消費量が全国一低い事にびっくりしました」
「水産に関する背景まで知ることが出来、とても勉強になりました」
などの感想をいただきました。
今回も多くの方に沖縄の水産物に関する現状を踏まえたお話をすることができ、とても良い機会になりました!
ということで、小一時間の座学講習で基礎知識を学んだところで、いよいよ次はお魚を捌いていきますよー!!続きは料理教室のページをご覧ください。
南部地区の「お魚レシピ伝道師」座学講習の模様をご紹介していきます!
場所はお馴染み沖縄ガスさんです。今回はセミナー室をお借りして行いました。
今回も水産物に関する基礎知識ということでスライドを使って受講生に説明させていただきました。
受講生の皆さんメモ取ったりと真剣に聞いている様子でした!
突然ですが、講習の中から水産物に関する問題です!
ということで、沖縄で良く獲れるさかな(水産物)というと、ほとんどの人がグルクンと回答するかと思います。
でも実は...
沖縄ではもっとも有名で家庭でも馴染みのあるグルクンですが、良く獲れる水産物としてはトップ10にも入らないという事実。
驚きですね!!そして、沖縄で獲れるさかな(水産物)のベスト3はこのようになっています。
モズクは全国生産量の99%以上が沖縄県産、マグロは生鮮マグロの生産量が全国第3位、ソデイカは明確な統計はありませんが、全国生産量の50%以上が沖縄県産と言われています。
この事実は、沖縄県民の人でもほとんど知られていないと思います。
最後にはお魚レシピ伝道師の事業がQABのニュース番組で紹介された際の動画を流しました。改めて見ると、食育という観点からもとてもいい取り組みで、沖縄の水産物がもっと消費拡大していろんなレシピが普及していくようになるといいな~と感じました。
受講生からのアンケートでは
「沖縄の海について現状を知ることができた。」
「魚の保存方法がまちがっていたので勉強になりました。」
「短時間で幅広い内容について知ることができ、勉強になった。今回の内容が頭に入ったら、沖縄の水産業について他の人にも伝えたいと思う」
などの感想をいただきました。
得た知識を他の人にも伝えていきたいという気持ちはとても嬉しいですね!今後はそういったお魚レシピ伝道師が増えていくことが楽しみです!
この後は引き続き料理教室も行いましたので、その模様は南部地区の料理教室のページで紹介していきます。是非、ご覧ください!
今回は石垣島にて開催した座学講習の模様をご紹介していきます。
八重山地区も予想以上に参加申し込みが多く、皆さんとても興味を持っていただけてるのかなと、お魚スタッフもしっかり準備して臨みました!!
今回も座学講習から学んでいただき、その後料理教室という流れで進めていきました。
場所は「石垣市健康福祉センター」です。
受講者は16名。急遽、欠席者も出ましたが、見学の方やお連れの方に参加してもらうなど、予定通りの人数で進めることができました。
見学でもいいから参加したいと言う人もいるぐいらいの応募数で良かったです。
「普段から魚に触れる機会が多い人」、「初めて魚をさばく人」、「いろいろな方に参加していただき」、「沖縄の海のことや水産業のこと」、「市場の流通のこと」を紹介できたのはとても良かったと思います。
皆さん興味を持って、真剣に聞いていただけました。
この座学講習で受講生が学んでいる内容を一部ご紹介します!
水産物がどのように取引されて、皆さんの家庭に届くのか市場の仕組みを見てみると、このようになっています。
卸売市場では、卸売業者と仲買業者との間でセリという販売方法で取り引きが行われています。
仲買業者は水産物の品質を確認してセリ落とし、飲食店や小売店等へ販売しています。
沖縄県内では、ほとんどがこの流れで流通しています。
一方で沖縄県外への消費者のもとに届くまでには、東京や大阪などの卸売市場で再度セリが行われています。
水産物は、水揚げが天候等に左右されるため獲れる魚の質や量が異なり、同じ種類の魚でもサイズや鮮度により刺身用、加工用など用途が異なるといった特性を有しており、県外への流通には再びセリが行われることになります。
こうしてみると、水産物の流通には沢山の人の手が関わっていることが分かり、値段が高くなることも理解できますね!
アンケートでは
「海の恵をもっと身近に簡単に楽しく活かせるように家庭でも工夫していきたい。」
「目からうろこの楽しい講習会でした」
などなど、嬉しい声をいただきました!!受講生の皆様ありがとうございます!
引き続き、八重山地区での料理教室の模様をご紹介していきます。
料理教室のページも是非、ご覧ください!
2015/12/22 お魚スタッフ
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