おきレシスタッフにゅーす♪

2013年1月

「まーさむん」に舌鼓

 

うるま 中部の特産品フェア
 
【うるま】本紙の県産品応援新聞かなさうちなーむんと連動した
「中部の魅力満載フェア」が27日、市与那城屋平の海の駅あやはし館で開かれた。
市の島しょ地域5島の物産を集めた「あやはしフェア」、も同時開催。
中部地域の旬な食材や加工品が並び多くの買い物客でにぎわった。
直売所コーナーでは宜野湾市産の田芋やうるま市宮城島産の海ぶどうなどが並び、
各島のブースでは地元の食材を使ったモズク丼や黄金いもコロッケなども販売された。
与那原・西原町漁業協同組合女性部のヒジキのつくだ煮もあり、
来場客は各地の「まーさむん」に舌鼓を打っていた。
 
桃原子ども会は手作り沖縄そばやイカの唐揚げなどを用意。
午後1時前にはサーターアンダギー約230個を完売した。
金武哲也君(14)と上地和花奈さん(12)は「買ってくれてうれしい。みんなにおいしく食べてほしい」と喜んだ。
ステージでは、琉球舞踊や民謡、フラダンス、マグロの解体ショーなど多彩なプログラムが披露され、訪れた人を楽しませた。
 
 
平成25年1月29日 沖縄タイムス
 
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新垣菓子店(那覇市、新垣淑克代表)はこのほど、

那覇市の国際通りに「ちんすこう博物館mini」をオープンした。
琉球王朝時代の伝統菓子や、現在も一般的に作られている
沖縄の菓子を発信する拠点とする。
ちんすこうのできる工程を紹介する動画の放送や、型枠、
新垣ちんすこうの歴史を伝えるパネルなどを展示している。
新商品開発に向け、来店客に商品の味見してもらい、
反応を探るサンプリング調査の場としても活用する予定。
企業との共同開発商品などの企画も今後、打ち出していく。
観光案内所を兼ねており、
国際通りの周遊スポットを案内するパンフレットも設置。
今後、英語や中国語訳のパンフレットもそろえる。
 
 
平成25年1月27日 沖縄タイムス
 
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県民、肥満解消せず

全年代 全国平均上回る

 
県民の肥満傾向いまだ変化なし。
県内男女20~70歳以上の肥満者割合が全年代で全国平均を上回ったことが23日、5年に1度実施する県民健康・栄養調査の2011年度結果で分かった。
県健康増進課が発表した。野菜摂取や運動習慣は改善傾向にあるものの、脂肪摂取が多かった。
同課は肉類や揚げ物好きの食習慣の影響を指摘。
生活習慣病リスクが高い青壮年層に対し、家族や地域の力で健康志向に導く実証研究事業を本年度からスタートする。
 
同調査では、①身長と体重から計算される「BMI(肥満指数)」
②「BMIと腹囲計測」」
③血中指数や血圧、血糖の基準超過を加えた「メタボリック症候群(予備軍を含む)」
この三つの指標で「肥満」を特定。県内は3指標ともすべての世代で全国平均を上回った。
BMIでは、男性40代、50代の2人に1人以上が肥満とされた。
両世代は前回06年度調査より肥満割合が増加。
女性は、年齢が高くなったが、特に20~40代は前回調査より肥満者が増えた。
 
摂取エネルギーに占める脂肪の割合は25%未満が適正だが、30%以上の「過剰摂取者」が男性で32%、女性も39%といずれも全国平均より10ポイント以上高かった。
一方、食塩摂取は「減塩」傾向にあり、「運動しない」とみられがちだった運動習慣でも男女とも全国平均より高かった。
喫煙者も全国平均より低く、前回調査より改善していた。
 
食生活改善へ県が実践事業
 
運動や減塩など健康志向が見える一方、肥満傾向が続くことに対し、健康増進課は「生活習慣を変えるには本人の意思だけでは限界があり、周囲の環境整備も必要」と指摘する。
同課は、生活習慣病のリスクが高い青壮年層(30~50代)のうちに健康的習慣が身に付けば、高齢になっても健康を維持する可能性が高まるとして、本年度から一括交付金を活用した「健康行動実践モデル実証事業」を実施する。
同事業では、青壮年層に直接働き掛けるだけでなく、子どもの食育や高齢者の健康食普及、地域や仲間との運動促進など周囲の「地域力」を活用して健康志向を促す。
同課の国吉秀樹課長は「個人では改善しづらい習慣でも沖縄に残る地域力で変えられないか。
実践・検証を通し、県民の健康改善につなげたい」と述べた。
 
 
平成25年1月24日 沖縄タイムス
 
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王朝料理 親子で挑む

北谷 健康づくりへ食育講座

【北谷】健康的な人生を過ごすため、子どものうちから食の大切さを知ってもらおうと、「学校栄養士による家庭・地域と連携した食育実践講座」が13日、町立浜川小学校であった。

最終回となる今回は、琉球王朝時代の料理作り。

町内の小中学生と保護者の20組が参加し、普段は口にしない料理5品に挑戦した。

講座は県学校栄養士会と県学校給食会が主催。

町PTA連合会家庭教育委員会が共催。

町立学校給食センターの学校栄養教論、石嶺せいかさんは「普段は給食を通して食育を進めているが、地域や家庭との連携が不可欠。講座で食に関心を持ってもらい、生涯にわたる健康づくりの意識付けができるようにしたい」と説明する。

3回コースの同講座は昨年7月にスタート。

初回は給食センターを見学し、だしの取り方などを学んだ。

同10月には学校給食の献立を調理実習した。

最終回の今回、親子が挑戦したのはセーファン(菜飯)、ミヌダル、ハンダマスーネー、ドゥルワカシー、ナントゥンスーの5品。

低学年と高学年チームに分かれて担当の料理に取り組み、琉球漆器の器に盛り付けた。

北玉小4年の末吉栞さんは「ゴマすりが楽しい。食べるのが楽しみ」と笑顔。

弟で同小1年の英星君は「ゴマを豚肉に付けるのが、上手にできた」と胸を張った。

母親の知美さんは「今回の料理は、全部作ったことがない。初めての経験で、味が楽しみです」と述べ「家でも普段からお手伝いをしてくれている」と子どもたちを褒めていた。

 

 

平成25年1月16日 沖縄タイムス
 
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伊江島牛初競り 全264頭取引成立
 
【伊江】牛の初競り(主催:JAおきなわ伊江支店)が15日、村家畜市場であり、上場した264頭すべての牛の取引が成立した。
子牛の最高価格は雌52万6050円、去勢雄が69万900円で、ともに昨年の初競りの最高価格を超えた。
村内の畜産農家や県内外の多くの購買者らが参加した。
大城勝正村長は「今後も肉用牛の優良な産地として伊江島牛ブランドの確立を図っていく。初競りを皮切りに高値取引となることを期待する」とあいさつ。
大城村長らが鏡開きした。
初競り当日の子牛の総販売額は昨年同月を約370万円上回る9618万7350円。
 
平成25年1月17日 沖縄タイムス
 
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タンカン味きりり

名護で初出荷式

 

【名護】沖縄の冬の味覚、タンカンの初出荷式が11日、名護市伊差川のJAおきなわ北部地区営農振興センターで開かれ、約20トンが出荷された。

本年度は台風被害などで、出荷量は当初計画を下回る見込みだが糖度と酸味のバランスが良く、品質は上々という。

ことしは豊作が見込まれる「表年」に当たるが、台風被害や鳥獣被害などで、青果用の出荷見込みは当初計画比35%減の310トン。

そのうち県内に280トン、県外向けに30トンが出荷される。

出発式でJAおきなわ北部地区柑橘生産部会の我喜屋宗雄会長は「例年より小玉だが、味はいい。沖縄を代表する冬の果実タンカンを県内外に届けたい」と抱負。

市内の海青保育園の園児らが歌「やんばるのタンカン」に合わせて踊り、初出荷を祝った。

出荷は2月中旬まで続く。

 

平成25年1月12日 沖縄タイムス

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仲宗根さん貫禄の3連覇
今帰仁・山芋スーブ 総重量79キロ

【今帰仁】第7回山芋スーブ(今泊山芋会主催)が6日、村今泊公民館前広場で開かれた。

会員35人が自慢の山芋の重さを競った。村内外から約100人の観客が訪れた。

総重量勝負と一芋重量勝負ともに。3連覇を遂げたのは仲宗根清さん。

5月ごろ植え付けられた山芋は度重なる台風の影響で例年よりも小さめとなったが、

それでも総重量79.2キロ、一芋重量28.2キロと貫禄勝ちだった。

仲宗根さんは「会員の皆さん、来年はもっと努力して私を負かしてください」と他の会員を鼓舞した。

計量や審査を待つ間、参加者や観客らには、同会炊き出し班による特性山芋汁と山芋ンブシーが振る舞われた。

豪華賞品の寄贈などもあった。

他の上位入賞者は次の通り。

(敬称略)

・総重量 ②仲田敏郎67.4キロ ③新城満52.5キロ

・一芋重量 ②仲田敏郎17.2キロ ③新城満15.3キロ

 

平成25年1月13日 沖縄タイムス