おきレシスタッフにゅーす♪

2012年11月

糸満バジルで3商品新発売

Nico社など開発

 

商品開発の「Nico Okinawa」(本部町)は、農業生産法人あぐりぴあ沖縄(糸満)と共同で、

新商品「nicopiaバジルシリーズ」を新発売した。

いずれも糸満市で栽培されているバジルを使った。

バジルにオリーブオイルと松の実などを加えた「濃厚バジルペースト」

フレッシュバジルにニンニクや黒こしょうを加えたスパイシーな「荒挽きガーリックバジルオイル」

フレッシュバジルに白みそやもろみ酢などを合わせた「和風バジルディップソース」の3種類。

それぞれ80㌘ 980円。

わしたショップやマックスプラス泡瀬店、県内飲食店などで販売する。

 

 

平成24年11月30日 沖縄タイムス

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新聞配達車で野菜直送

直売所~ホテル 空き荷台活用

 

新聞配達車が野菜を運ぶ。

タイムス発送(浦添市)が21日から、農産物直売所からホテルに野菜を直送する新しい事業を始めた。

朝刊を配送した帰りの空になった荷台を活用し、商圏を広げたい直売所と、県産食材を使いたいホテルの橋渡し役を務める。

県農林水産部の「直売所を核とした県産食材消費拡大事業」の一環。

県産食材をホテルに宿泊する観光客にも食べてもらい消費拡大を狙う。

南城市の高原の駅なんじょうと那覇市のリーガロイヤルグラン沖縄を結ぶ。

新聞配送車は朝刊うぃ各販売所に届けた後、午前4時ごろ直売所で野菜を集荷し、同5時ごろホテルに納品する。

ホテルは直売所に食材費を、直売所はタイムス発送に配送手数料として売り上げの20%を支払う。

当分は週3回で配送し、頻度やコースの増加を目指す。

直売所とホテルを対象としたアンケートによると、直売所は「ホテルは敷居が高くて納品しづらい」、

ホテル側は「県産食材を仕入れたいが供給が不安定」との課題がわかった。

同事業では、直売所が1週間の予定品目・収穫量を報告したり、

ホテルが品目や量を注文したりするなど食材の供給過不足の解消にも取り組む。

買い手が決まっていれば農家も増産しやすくなるという。

 

 

平成24年11月25日 沖縄タイムス

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島尻特支の産物初の「市」

 

【八重瀬】町友寄の島尻特別支援学校(大城徹彦校長)は9日、作業学習の一環として、

高等部と中等部の生徒たちが生産した産物を販売する「島特市」を初めて開催した。

野菜などの特産物や木工・陶芸などの工芸品など幅広い品揃え。

生徒たちは元気よく来場者に接客していた。

同校の生産物販売はこれまで、学習発表会と合わせて行われていたが、ことしから独立した。

開会式で高等部3年の城間幸太君、中学部3年の平良奈央也君が代表してあいさつ。

それぞれの部で取り組んだ商品を紹介し、「暑い日も寒い日も力いっぱい頑張ってきました。ぜひ心を込めた製品を買ってください」と呼び掛けた。

大城校長は「将来的には島特デパートとして、規模を拡大していけたら」と期待した。

 

平成24年11月21日 沖縄タイムス

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バリアフリーな沖縄料理

NPO法人が介護食本 73品のレシピ紹介

 

かむ力が弱まったお年寄りに食べ慣れた沖縄料理を楽しんでもらおうと、

NPO法人バリアフリーネットワーク会議(親川修代表)がこのほど「うちなー介護食基礎マニュアル」を発刊した。

軟らかく調理するこつや、見た目にこだわった73品のレシピを掲載。

お年寄りの食欲増進を目指し、介護現場や飲食店での活用を広げようとPRしている。

障がい者の観光支援に取り組む同NPO。利用者から「軟らかくした沖縄料理が食べたい」との要望が寄せられ、

県内の介護食を調べたところ、多くが和食だった。

介護関係者からは「介護食が食べ慣れた沖縄料理ではなく、お年寄りの食が細くなった」との声も聞こえてきた。

そこで「食のバリアフリー化」を打ち出し、本年度の「県地域支え合い体制づくり事業」を受託。

管理栄養士やシェフらが考案した料理を本にまとめた。

レシピは沖縄そばや魚汁、ゴーヤーチャンプルーなどの定番のほか、三枚肉・昆布・ゴボウなどの重箱料理も。

ミキサーでとろとろにした「ペースト食」。食材の形を残した「やわらか食」に分けて紹介。

ミキサーの前にゆでた野菜の繊維を切るなどのワンポイントや、のどに詰まらないように、

適当な軟らかさに仕上げるためのとろみ剤の分量などを細かく記した。

今月7日には一般向けの講座を開き、25人が調理実習や基礎講座で介護食を学んだ。

レシピ作りに協力したシェフの長谷部豪さんは「彩りや香りが食欲増進の鍵。ワンランク上の調味料を使うと風味が上がる」とアドバイスした。

親川代表は「婦人会や宅配サービスなどの地域活動のほか、飲食店関係者も参考にしてほしい。今後も県内各地で講座を開き、うちなー介護に食を広めたい」と話した。

 

 

平成24年11月16日 沖縄タイムス

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気になるニュース

モズクゼリー本格販売 伊江漁協 給食で児童らペロリ

 

【伊江】伊江漁協(八前隆一組合長)が1日から、

島産モズクのフコイダン抽出エキスを使用したモズクゼリーの本格的な販売を始めた。

八前組合長は同日、大城勝正村長らを表敬し、PR。

この日は村内の学校給食にも無料で提供され、児童生徒らは一口サイズのゼリーをペロリ。

「おいしい。もっと食べたい」と評判も上々だった。

ゼリーは関連企業と連携し約1年かけて開発。

一口サイズのゼリーが1袋10個入りで360円。

フコイダン抽出エキスを使用し、パイン風味のすっきりとした味わいに、一口食べるとクセになるおいしさになっている。

「イカ墨じゅーしーの素」や「イカスミぎょうざ墨ちゃん」に続くヒット商品として期待が集まる。

八前組合長は「子どもからお年寄りまでおいしく食べられる商品。島を広くPRし、水産業や観光振興などに寄与したい」と意気込む。

今後は村内販売をはじめ、離島フェアなどで販路拡大を図り全国展開を目指す。

 

 

平成24年11月9日 沖縄タイムス

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やんばるの秋舌鼓 畑人プロジェクト 多彩な料理で交流

 

【本部】産業農家と飲食店などが連携し、共同で地域資源の活用や地産地消に取り組む

「やんばる畑人プロジェクト」のメンバーは4日、町備瀬区内で「秋の香祭」と銘打った交流を開いた。

来場者は、やんばるの食材にひと手間かけた珍しい料理に舌鼓を打った。

 

プロジェクトのスタートから約1年半、賛同する応援店は北部地区を中心に、22店舗に増加。

店舗スタッフも含めて、プロジェクトの趣旨を再確認してもらうため、その家族や関係者らが参加。

「豚のしっぽと豆の煮込み」、母牛の肉質を改善した「バンジャー」を使ったローストビーフなど、多彩なメニューが並んだ。

店舗間の交流も進み、レシピや料理方法を指導し合う試みも行われている。

他店舗のシェフから技術指導を受けた黒田奨さん(27)は「プロジェクトのつながりがあるからこそ、技術を教えてもらえる。物も技術も地域で循環できるのではないか」と期待している。

同プロジェクトは、全国各地の「食」の取り組みを紹介する「フード・アクション・ニッポンアワード2012」(2日)で

審査員特別賞を受賞した。

プロジェクトの芳野幸雄代表は「応援店同士でしっかりコンセプトを共有し、今後も楽しみながら、前進していきたい」と話していた。

 

平成24年11月13日 沖縄タイムス