特集

VIVA! ハルサー ハルサーは畑で働く人の方言名です。

楽しく元気な沖縄の農家さんをたずねて巡るVIVA!!ハルサー皆さんに代わっていろんな話をあれこれ聞いちゃいます。

今回のハルサーさん紹介 Vol.21

大城 直志さん
大城 直志さん
基本情報
名前 大城 直志さん
場所 糸満市
作物 島の唄(丸オクラ)
農家歴 11年ほど

今回は、ねっとり柔らかほんのり甘い夏のスタミナ野菜オクラを生産している大城さんの農園におじゃましました。数年前まで角オクラを栽培していたそうですが、今は丸オクラを育て、年間約2.5tを出荷しています。

太陽光をたっぷり吸収した畑 空に向かって伸びていきます 島オクラの花

島オクラは丸オクラ

オクラには角オクラと丸オクラがありますが、島オクラは断面の丸い丸オクラのことです。
島オクラの収穫量は角オクラより少なめですが、味が良く、大型ですが柔らかく、ほんのり甘みがあるのが特徴です。
今回訪れた大城さんの畑でも元気なオクラがたくさん。7月から収穫が始まり、11月ごろまで2.5tほどの収穫が行われます。

※このオクラはイオン・マックスバリュ各店舗で販売しています。

断面が丸いので丸オクラ
断面が丸いので丸オクラ

ハルサーさんにインタビュー!

安全・安心なグリーンアイの島オクラ

大城さんの畑の島オクラは、農薬を減らす減農薬栽培に取り組んでいます。化学肥料5割減、農薬3割減を行い、有機肥料を使って栽培しています。大城さんの育てる島オクラの品種は「島の唄」という品種で、2年前から育てているのだそう。農薬を減らしているため、品質管理については気を使っています。農薬を使えばもっと楽に育てることができるのかもしれませんが、安心・安全のため、そしておいしい島オクラを育てるために決められた基準を守って育てています。

グリーンアイは健やかな人や社会、地球環境作りに貢献することを願い、生産者とイオンが共に協力し合い作り上げている商品です。
契約農家や農場と土作りや環境作りから始め、自主基準に基づき管理し、より安全・安心な商品を提供していきたいと願っています。

こんなに大きくなります
生命力の強い野菜です

島オクラはとても成長が早く、苗も実もみるみる間に大きくなります。収穫の時期には朝と夕方で5センチも長さが変わることもあります。
また乾燥に強く、風にも強い。台風が来て苗が倒されても、葉を切り戻すとまた元気に生長し始めます。
葉も太陽の光を受け青々と大きく茂り、オクラの実は空に向かってぴんと伸びていきます
暑い夏でも、厳しい環境にも、元気に育つ力強い野菜です。

島オクラの赤ちゃん
おすすめの食べ方

島オクラはどんな料理にもよく合います。
大城さんはオクラの味が一番よくわかる生で頂いているそう。シンプルにかつおぶしと醤油をかけたものが好きだそうです。
他にも納豆や山芋などのねばねば食材と和えたり、沖縄料理の定番チャンプルーにも良し、カレーにいれて沖縄風カレーや、天ぷら、味噌汁にもぴったりです。
買ってきたオクラは乾燥しないように新聞紙に包んで冷蔵庫へ保存してくださいね。

おいしいオクラの為に!

ライター後記

大城さんは柔らかく甘くてえぐみのない島オクラが大好きだとおっしゃっていました。
農薬を使わない分、病気にならないか、虫はでていないか、など気を使い、大変な労力を使います。けれど安全な島オクラは美味しい島オクラになります。大城さん自身が美味しいと納得したものを、みなさんも美味しく安全に食べていただきたいと言う気持ちで育てていることに感激した取材でした。

柔らかく甘くてえぐみのない島オクラ

取材日:2012.07.12