特集
- 石垣智子さん 川崎励子さん姉妹
基本情報 | |
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名前 | 石垣智子さん 川崎励子さん姉妹 |
場所 | 東村 |
作物 | パインアップル |
農家歴 | 石垣さん/8年目、川崎さん/3年目 |
今回は、東村でパインアップルを育てている農家さんの紹介です。石垣さん、川崎さんは姉妹で手間ひまかけて糖度15度ほどの甘ーいパインアップルを育て、年間約1万5000個のパインアップルを出荷しています。
東村は沖縄の北部、東海岸に位置し、山・川・海に面した豊かな自然環境にあります。
訪れた畑は少し高台で日当たりが良く、海からの風が吹いていました。この潮風がパインアップルを甘くしているのだそうです。
パインアップルは苗を植えて1年目には苗をじっくり育て、2年目、3年目になると収穫することができます。
石垣さん、川崎さんの畑では約1万5000個のパインアップルを出荷しています。
- 海から吹くミネラルたっぷりの風が甘さの秘密
- グリーンアイのパインアップル
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お二人のパインの最大のこだわりは除草剤を使わないこと。
除草剤を使うことで土が固くなったり、日持ちが短かったり、酸味が強くなってしまうのだそうです。
除草剤を使っていないため、大変なのは草むしり。沖縄の強い日差しを受けぐんぐん伸びる雑草を、毎日手作業で除去します。
炎天下の中、女性二人での草むしりは重労働ですが、おいしいパインアップルを育てるために手を抜けません。※このパインアップルはイオン・マックスバリュ各店舗で販売しています。 (一部店舗を除く)
グリーンアイは健やかな人や社会、地球環境作りに貢献することを願い、生産者とイオンが共に協力し合い作り上げている商品です。
契約農家や農場と土作りや環境作りから始め、自主基準に基づき管理し、より安全・安心な商品を提供していきたいと願っています。
- 畑で十分熟させています
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パインアップルは追熟しません。
そのため、通常2割ほど熟した状態で収穫するところを、お二人はパインアップルが苗についた状態で5割ほどまで熟させてから収穫します。そうすることによって甘さが十分に引き出されたおいしいパインアップルが店頭に並びます。また収穫の際はパインアップルを指ではじいて、音を聞いて十分熟しているかを判断します。カンと乾いた高い音が熟している証拠。収穫した後は、さらに一つ一つ丁寧にブラッシングをして、傷がないかなどを確認し、品質の高いパインアップルを出荷しています。
- パインアップルを育てるのは子育てと同じ
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石垣さん、川崎さんは女性2人で草むしりから収穫まで行っています。
毎日パインアップルがどう成長しているか目が離せないそう。肥料をあげすぎるのもだめで、その日その日で必要なものを判断し、適切に作業することが大事なのだそう。
「パインアップルは野放しもいけないし、せかしすぎもだめ。のんびりじっくり育つのを待っています。本当にパインアップルは子供と一緒です」とおっしゃっていました。
- おすすめのパインアップルの食べ方
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パインアップルは冷凍しても食感がほとんど変わりません。
カットして冷凍したパインアップルを朝お弁当に入れると、食べることにはちょうど良く溶け冷たいデザートに!また、パインアップル、ヨーグルト、ブルーベリー、バナナ、お水をお好みの量、ミキサーにかけるとさわやかなフレッシュジュースに。
石垣さんのお子さんも大好きなジュースです。
畑を訪れたのは梅雨があけ、夏まっさかり。強い日差しがさしていました。
石垣さん、川崎さんはこの暑さの中で毎日草むしりをしています。除草剤を使えばこんなに大変な作業はしなくていいのですが、安心でおいしいパインアップルを食べてほしい気持ちで一生懸命頑張っています。みなさんも除草剤を使わない愛情がたっぷりの甘ーい東村のパインアップルをぜひ味わってくださいね。
取材日:2012.07.07