パパイヤ特集
沖縄では熟す前のパパイヤを野菜として利用しています。味が淡白なため、様々な料理に適しています。 パパイヤには、パパイン酵素という脂肪やタンパク質を分解する作用があり、肝臓に余分な脂肪が蓄積されるのを抑えます。 また、カリウムやカロテンを多く含むことから、消化吸収を助け、疲労を回復する働きもあります。 沖縄ではパパイヤを食べると、産後の肥立ちがよくなり、母乳の出もよくなるといわれています。
本土では、主にフルーツとして食べることの多いパパイヤですが、沖縄では主に野菜として食べています。
パパイヤの未熟なものを野菜パパイヤと呼び、パパイン酵素は野菜パパイヤに多く含まれています。
【野菜パパイヤの酵素】
野菜パパイヤを傷つけると白い乳液が出てきます。
これは、パパイヤに含まれる酵素群で、たんぱく分解酵素「プロテアーゼ」、脂肪分解酵素「リパーゼ」、
糖分分解酵素「アミラーゼ」という三大栄養素を分解する食物酵素が豊富に含まれています。
※パパイン酵素は、成熟したパパイアには含まれていません。
- <おきなわ伝統的農産物データベースから引用>
更新日:2012.10.11