那覇地区座学講習会を行いました。
今回も料理教室開催と同じく沖縄ガスさんに場所をお借りしました。
沖縄県水産課の諸見里 聰班長と赤嶺 貴史さんも講習を行ってくださいました。
その中で一つ諸見里班長に実験をして頂きました。
沖縄の海の特徴について
沖縄の海はプランクトンの発生が少なく、あまり栄養がありません。
実は!プランクトンが少ないので透明度が高いのです。
何故栄養が少ないかというと、魚等が死んだりすると海の底に沈んでいきます。
それらが分解され、栄養になりますが、本土の場合、底の海水と撹拌され栄養が海面まで上がってくるのに対して、沖縄の場合海面近くの水温が高いためあまり撹拌されません。
「水温が違うと混ざらないのか!?」というのが今回の実験です。
分かりやすいように暖かい紅茶と、冷水を使用します。2つのコップにそれぞれを満タンに入れ重ねあわせます。
すると暖かい紅茶と冷水は混ざらず、紅茶は上の方、冷水は下の方と留まりました。
実験をご覧になって受講生の方も納得!!沖縄の海水にはそういう事情があったのですね!!
みなさん最後まで真剣に勉強していました。
初めての座学講習会、受講生の方達からも「お魚の勉強を初めてした!!とても勉強になった」「海藻の栄養素が聞けて良かった」等、嬉しい声も頂きました!
これにて初めての座学講習会が終了です。受講生の皆さま、講師の皆さまお疲れ様でした!!