沖縄の皆さん
おきレシファンのみなさん
はいたい!
あんこママやいびーん♪
まだまだ暑い東京ですが、夕方には涼しい風がたまにふいたりして
秋の気配をちょっと感じるこのごろです。
さて、今週のレシピはこちらです。
旧盆のお供えの重箱の品をリメイクしてみました。
★重箱リメイク ラフテーdeリエット
「重箱リメイク ラフテーdeリエット」のレシピはこちらから【リンク】
リエットはパン等につけて、ビールやワインに合わせてどうぞ!
元々は出来るまでに時間がかかるお料理ですが、ラフテーを使えばあっと言う間にできますよ!
ぜひお試しください♪
さて、今年こそは思い、宮古島で旧盆のお手伝いをしてきました。
沖縄の暦の上では最大のイベント「旧盆」!
長男嫁は「旧盆ノイローゼ」になるとか、
旧盆のイベントが原因で離婚したとか、
いろいろ聞きましたが…。
たまたま私はお料理が好きで、お客様をお招きするのも大好きなので、
すごく楽しかったです。
でも、お料理もお客様も苦痛な方が長男嫁だったら…
確かにノイローゼ気味になっちゃうかもね。。。
旧盆に限らず、仏壇に飾るお料理は決まっています。
6品か9品の決まったお料理を、重箱の何処にどのように入れるかまでびっちりと。
あっ、この写真では「うちかぴ」がのっててよく見えないですね!
「うちかぴ」はあの世のお金です。
旧盆やシーミーの時にはこのお金を燃やして、ご先祖様があの世で不自由がないようにします。
この紙が銀行のATMに詰まって壊れたというニュースを去年新聞で見ました(爆)
この重箱料理は昔は各家庭手作りだったそうですが、今ではスーパーなどで注文販売しているので、
「本当に楽になった」
と皆さん言ってました。
さて、3日間続く旧盆。
初日の前夜、ご先祖様をおうちにお迎えする儀式をします。
本当に提灯を使うそうですが、省略して懐中電灯で。
ご先祖様お帰りなさーいって、ことで光をてらして仏壇へ誘導。
ばぶゾーに懐中電灯を持たせてもらいました。
「どーぞー!」とノリノリのばぶゾー。
改めてお帰りなさいませ。とご挨拶。うーとーとー。
ここから三日間、ご先祖様はお仏壇にいらっしゃるって事で
朝昼晩のごはんもお供えするんです。
さて、ここで旧盆最大の爆笑事件が起きました!
お迎えの儀式の後、ばぶゾーが…
「ボクはだれをお迎えしたの?見えなかった。」
と言うので、一家の長であるオジーが説明。
「おっきいオバーや、ご先祖様をお迎えしたわけさ。見えなくてもちゃんと来てるよ〜。」
3年前に101歳で亡くなったおっきいオバー。
ばぶゾーはおっきいオバーは写真でしか思い出せないみたいです。
ばぶゾーなりに「旧盆」を理解した?ようでした。
翌朝、さっそくお客様が!
私も慌てて準備準備!
一番最初にいらしたのは、遠い親戚のオバー。
毎年来てくれるそうです。
親戚のオバーを見たばぶゾーは固まったまま、ぽかーんと口をあけてオバーを凝視!
「天国から… おっきいオバーが… 来たの!?」
その後、私の所に来て
「ボク…、おっきいオバーが見える!」
こ、こら〜!!!!!!!!!
オバーの耳が遠くてよかったさいが!
聞こえてなかったみたい〜!
あっきさみよー!
この方はお客様であり、おっきいオバーではない、と理解させるのに一苦労。
なにしろ、そのオバーはおっきいオバーの親戚だから似ていたわけなんですね〜(爆)
私も笑いをこらえるのが大変でした。
きっとこの話は末代まで語り継がれることでしょう(笑)
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます!
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伝統行事、大切にされてて素敵です。
確かにお嫁さんは大変だわぁ。これは。
息子ちゃん、驚いたでしょうね。
かなり笑ってしまいました。
でも、なんだかほっこりと素敵なお話のように思います。
>Oisjoppoさん
コメントありがとうございます!
沖縄の伝統行事、とっても素晴らしいのですがお嫁さんが本当に大変なんです。来年もおてつだいにいってこようと思っています。
そして、ばぶゾーはかなりビビっており、超かわいかったです。(笑)でも、あの叫びが親戚のオバーに聞こえてなくて、本当に良かったです。