おきレシスタッフにゅーす♪

大谷ドーナツ誕生

国頭 イノブタで「二刀流丼」

 
【国頭】プロ野球日本ハムの2軍キャンプが始まった1日、
村半地のくにがみ球場前の出店に、期待のルーキー大谷翔平選手を追いかける報道陣やファンへの村特産品PRと「大谷フィーバー」の盛り上げを狙った商品が登場した。
例年は紅白戦時のみの営業だった出店が初日からオープン。
村認定スイーツの「クニガミドーナツ」を作る生産組合は、北部地域に在来するかんきつ類のユウクンブを使用したドーナツを限定生産。
1、2の両日、大谷投手の背番号11に合わせて1個110円、11個1100円で販売した。
紅白戦がある17日にも販売する。
同組合の宮里辰子さんは「大谷投手が来るから何とか盛り上げたかった。今後の特産品を使った商品を考えていきたい」と意気込む。
村観光物産も1、2の2日間、「道の駅」ゆいゆい国頭で提供しているイノブタ丼を「二刀流丼」(800円)として販売。
イノシシと豚を掛け合わせたイノブタを、投手と野手の二刀流に挑む大谷投手に見立て、大谷選手の160㌔の急速がミットに納まる「ドン」という音と「丼」をかけた自信作だ。
同社の田場聡統括は「イノシシと豚のよさを出し、二刀流で成功したイノブタのように大谷選手も成功してほしい」とエールを送った。
3日には、球場前のブースに国頭漁協が出店。
村は4日以降も出店を検討中で、日ハムキャンプを村全体で盛り上げていく予定だ。
村企画商工観光課の知花靖課長補佐は「これまでにない人数のファンや報道陣が村に来ており、村内に宿泊する人も増えている。全国でほとんど知られていない国頭村の知名度アップになる」と期待した。
 
 
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県産ソバ1等級目指す
県連絡協、検査導入へ
 
【大宜味】県産ソバの品質保証や生産意欲の向上などを目指し、
品質などから実を規格分けする農産物検査制度の導入を目指す取り組みが始まっている。
1月28日、県畑作物連絡協議会が農産物検査法についてのセミナーを村喜如嘉の村農村環境改善センターで開き、関係者らが法制度や検査の仕組みを学んだ。
同協議会は県内のソバや麦、大豆などの穀物類の普及や品質向上を目指して、村蕎麦生産組合らで組織。
県内では、これまで米のみで実施されていた農作物検査を、ソバや大豆のどでも実施し、品質向上などを図り、自給率向上を目指している。
現在は検査員の育成と、検査機関の登録を進めており、早ければ2月に登録を終え、5月収穫分のソバjから検査を実施できるという。
セミナーでは沖縄総合事務局農林水産部の細山田守生企画指導官が制度や検査の効果などを紹介。
流通面でのメリットのほか、品質区分を基準とする戸別所得保障制度も紹介し、生産意欲や収入の安定につながることなどを説明した。
村蕎麦生産組合の会長も務める同協議会の平良幸太郎会長は「検査を導入することで農家にも張り合いが出てくる。1等級を目指して頑張っていきたい」と意気込んだ。
 
 
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国・地域色生きる職人芸
APOC沖縄国際洋蘭博「ディスプレー審査部門」
 
今回はアジア太平洋蘭会議・蘭展および沖縄国際洋蘭博覧会の見どころの一つである
ディスプレー審査部門を紹介します。
ディスプレー審査部門には、日本、東南アジア、南アジア、南米など10の国と地域から43団体が出展しており、
それぞれの国と地域のランや素材を生かした特色のある景色が表現されています。
巨大な流木や枯れ木、観葉植物、芝生、コケ、石などの身近な天然素材とランとを見事に調和させ、ランの美しさを引き立てる技は、まさに職人芸と呼べるでしょう。
ディスプレーにはそれぞれテーマが設けられており、地球環境や自然との共生、ランの魅力や優雅さを表現するものなど、多彩な作品が展示されています。
今回、APOCディスプレーグランプリには賞金100万円が贈られました。
豪華なランで彩られたディスプレーに圧倒されるはずです。
ぜひ、この機会に迫力のある美と技の競演をご覧ください。(沖縄美ら島財団植物管理チーム・島袋林博)
 
 
平成25年2月3日 沖縄タイムス
 
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