タンカン味きりり
名護で初出荷式
【名護】沖縄の冬の味覚、タンカンの初出荷式が11日、名護市伊差川のJAおきなわ北部地区営農振興センターで開かれ、約20トンが出荷された。
本年度は台風被害などで、出荷量は当初計画を下回る見込みだが糖度と酸味のバランスが良く、品質は上々という。
ことしは豊作が見込まれる「表年」に当たるが、台風被害や鳥獣被害などで、青果用の出荷見込みは当初計画比35%減の310トン。
そのうち県内に280トン、県外向けに30トンが出荷される。
出発式でJAおきなわ北部地区柑橘生産部会の我喜屋宗雄会長は「例年より小玉だが、味はいい。沖縄を代表する冬の果実タンカンを県内外に届けたい」と抱負。
市内の海青保育園の園児らが歌「やんばるのタンカン」に合わせて踊り、初出荷を祝った。
出荷は2月中旬まで続く。
平成25年1月12日 沖縄タイムス
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仲宗根さん貫禄の3連覇
今帰仁・山芋スーブ 総重量79キロ
【今帰仁】第7回山芋スーブ(今泊山芋会主催)が6日、村今泊公民館前広場で開かれた。
会員35人が自慢の山芋の重さを競った。村内外から約100人の観客が訪れた。
総重量勝負と一芋重量勝負ともに。3連覇を遂げたのは仲宗根清さん。
5月ごろ植え付けられた山芋は度重なる台風の影響で例年よりも小さめとなったが、
それでも総重量79.2キロ、一芋重量28.2キロと貫禄勝ちだった。
仲宗根さんは「会員の皆さん、来年はもっと努力して私を負かしてください」と他の会員を鼓舞した。
計量や審査を待つ間、参加者や観客らには、同会炊き出し班による特性山芋汁と山芋ンブシーが振る舞われた。
豪華賞品の寄贈などもあった。
他の上位入賞者は次の通り。
(敬称略)
・総重量 ②仲田敏郎67.4キロ ③新城満52.5キロ
・一芋重量 ②仲田敏郎17.2キロ ③新城満15.3キロ
平成25年1月13日 沖縄タイムス