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モズクゼリー本格販売 伊江漁協 給食で児童らペロリ
【伊江】伊江漁協(八前隆一組合長)が1日から、
島産モズクのフコイダン抽出エキスを使用したモズクゼリーの本格的な販売を始めた。
八前組合長は同日、大城勝正村長らを表敬し、PR。
この日は村内の学校給食にも無料で提供され、児童生徒らは一口サイズのゼリーをペロリ。
「おいしい。もっと食べたい」と評判も上々だった。
ゼリーは関連企業と連携し約1年かけて開発。
一口サイズのゼリーが1袋10個入りで360円。
フコイダン抽出エキスを使用し、パイン風味のすっきりとした味わいに、一口食べるとクセになるおいしさになっている。
「イカ墨じゅーしーの素」や「イカスミぎょうざ墨ちゃん」に続くヒット商品として期待が集まる。
八前組合長は「子どもからお年寄りまでおいしく食べられる商品。島を広くPRし、水産業や観光振興などに寄与したい」と意気込む。
今後は村内販売をはじめ、離島フェアなどで販路拡大を図り全国展開を目指す。
平成24年11月9日 沖縄タイムス
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やんばるの秋舌鼓 畑人プロジェクト 多彩な料理で交流
【本部】産業農家と飲食店などが連携し、共同で地域資源の活用や地産地消に取り組む
「やんばる畑人プロジェクト」のメンバーは4日、町備瀬区内で「秋の香祭」と銘打った交流を開いた。
来場者は、やんばるの食材にひと手間かけた珍しい料理に舌鼓を打った。
プロジェクトのスタートから約1年半、賛同する応援店は北部地区を中心に、22店舗に増加。
店舗スタッフも含めて、プロジェクトの趣旨を再確認してもらうため、その家族や関係者らが参加。
「豚のしっぽと豆の煮込み」、母牛の肉質を改善した「バンジャー」を使ったローストビーフなど、多彩なメニューが並んだ。
店舗間の交流も進み、レシピや料理方法を指導し合う試みも行われている。
他店舗のシェフから技術指導を受けた黒田奨さん(27)は「プロジェクトのつながりがあるからこそ、技術を教えてもらえる。物も技術も地域で循環できるのではないか」と期待している。
同プロジェクトは、全国各地の「食」の取り組みを紹介する「フード・アクション・ニッポンアワード2012」(2日)で
審査員特別賞を受賞した。
プロジェクトの芳野幸雄代表は「応援店同士でしっかりコンセプトを共有し、今後も楽しみながら、前進していきたい」と話していた。
平成24年11月13日 沖縄タイムス