特集
- 喜屋武貴志さん
基本情報 | |
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名前 | 喜屋武貴志さん |
場所 | 今帰仁村 |
作物 | えのきたけ |
農家歴 | 10年程 |
今回は今帰仁村にある「今帰仁えのき園」にお邪魔しました。
きのこ類は日々食べることで生活習慣病やがんの原因となる活性酸素が体からなくなるという報告もあるそうです。
こんなにもお利口食材のえのきたけを紹介します。
焼いて、炒めて、鍋物や和え物に。
どんな料理にも合わせやすいうえに低カロリーで食物繊維たっぷり。
料理の幅が広がる「えのきたけ」は人気食材のひとつです。
地のものはその新鮮さからおいしいと言われますが、県産えのきたけのおいしさも抜群。
収穫したばかりのえのきたけの香りの高さは驚くほどですよ。
生でも十分食べることができ、サラダに入れても甘みがあり美味しい。
「えのきたけ」は一年を通して、買い求めやすく栄養価も高い万能食材です。
※このえのきたけはイオン・マックスバリュ各店舗で販売しています。 (一部店舗を除く)
- 香りが広がります。
- えのきたけの出来るまで
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まず、ミキサーに「コーンコブ(とうもろこしの芯の部分)」と「水」を入れ、えのきたけの種を植えるために土の代わりに使う、培地(ばいち)を作ります。
その後、培養ビンに培地をつめます。
高圧殺菌釜に入れ高い温度の蒸気で100度以上にしてばい菌を退治します。
「クリーンルーム」と呼ばれるばい菌の入らない部屋で、殺菌された培地にえのきの種(種菌)をつけます。
培養ビンは生育室に送られ15度に保たれた部屋で育ちます。
約21日間 培養された培養基は、菌掻き機で役目を終えた種菌を取り除き、えのきたけが芽を出すのにちょうど良い湿度や温度に調整し芽が出るのを待ちます。ここから約10日ほどで笠や茎が出てきます。
この時、えのきたけがまっすぐ伸びるように培養便1本1本に巻紙を巻きます。
- 県産えのきたけは、新鮮でシャキシャキ!
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収穫を控えたえのきたけの成長具合を見極め、その後、約1ヶ月かけて育ったえのきたけを丁寧に収穫します。
200gを1株として軽量し、包装機でパックして箱詰めします。
新鮮で甘みがあり、美味しいえのきたけの出来上がりです!
今帰仁産のえのきたけは、豊かな水と徹底した品質管理で育てられています。
色んな人の手が加わって、大切に育てられているのだなぁ、と実感しました。
「おいしくて体に良く、ヘルシー」と良いこと尽くめのえのきたけ。
皆さんも、ぜひたくさん食べて下さいね
取材日:2012.09.06