おきなわ旬食材レシピ! ~旬のおきなわ県産食材を楽しもう~
6月の旬食材:とうがん(沖縄方言名:シブイ)
夏に収穫をして、冬まで保存できることから「冬瓜(とうがん)」の名がついたといわれています。
夏に野菜の少ない沖縄では、大切な夏場の野菜として利用されてきました。
水分を多く含み、ビタミンCやカリウムも豊富で、利尿作用を促す効果があるとされています。
琉球王朝時代に書かれた沖縄の食医学書「御膳本草」にも記載されており、沖縄では昔から食されてきました。
淡白な味でさっぱりとしており、肉や魚の旨みが充分にしみ込むため、汁物や煮物にも適しています。
冬瓜の収穫時期
冬瓜の選び方・保存方法
【選び方】
丸ごとの場合・・・
ずっしりと重く、皮の表面に白い粉のようなものが出ていると完熟したしるしで、また産毛があるものがおすすめです。
形にはそれほどこだわらなくても良いです。
カットされたもの・・・
切り口が白く、実がしっかりとつまったものがお勧めです。
【保存方法】
調理前のものは風通しの良い所で常温保存しますが、調理で余ったものは冷蔵保存します。
冬瓜の下準備
①大きな冬瓜を横に二つに切ります。
②更に半分に切り分けます。
③4分割したら種を取り除きます。
④皮を剥きます。皮は硬いので包丁を使用します。
⑤全て皮を剥いたら下準備終了です。
⑥汁物に使用する時は大きめに切り分けます。
冬瓜のオススメレシピ!
『カチシブイ』は、昔の子供たちの夏場のおやつとして食される事が多かったようです。
飽食の現代では、物足りないように感じると思いますので、果物やシロップなどを混ぜていただく事をお勧めします。
※砂糖水の代わりにドレッシングをかけると冬瓜サラダとしてもいただけます。