特集

VIVA! ハルサー ハルサーは畑で働く人の方言名です。

楽しく元気な沖縄の農家さんをたずねて巡るVIVA!!ハルサー皆さんに代わっていろんな話をあれこれ聞いちゃいます。

今回のハルサーさん紹介 離島1

久保一敏さん   弘美さん
久保一敏さん 弘美さん
基本情報
名前 久保一敏さん
弘美さん
場所 宮古島市平良
作物 オクラ
農家歴 6年

今回は、宮古島でオクラ栽培を営んでいらっしゃる久保さんご夫婦の畑におじゃましました。
ご夫婦のやりとりが、とっても素敵なお二人。オクラについてたくさんお伺いしました。

結構背丈が高いオクラの茎 あっ!上向に育つのか! 収穫したばかりのオクラたち

ハルサーさんにインタビュー!

台風の影響

実は本土の出身のだんな様。もともと土いじりは好きだったそうですが、ただ、ただ、農業をしたくて単身宮古島へ。
当初は、奥様のお父様とご一緒にサトウキビの栽培をしていたそうです。
その後、奥様の弘美様も宮古島へ帰ってきて、マンゴー、オクラの栽培に続き、現在は玉ねぎも生産しているんだとか。
だんな様に内地から宮古に来てみての感想を聞いてみたところ、予想を上回る台風の影響だそうです。
台風の風でオクラの実が擦れてしまったり、更に花の時期に台風が来てしまうと2週間はダメになってしまうそうです。

一敏さんは実は本土の出身!
オクラの成長は早い!!

オクラの栽培の特徴といえばとご質問したところ、真っ先に答えていただいたのが「朝夕、二回の収穫」です。
私も、今回の取材ではじめて知ったのですが、オクラは花が咲いてから5日ほどで収穫できる、とても成長の早い作物なんですね。 毎日朝7時には畑に出て収穫。夕方は4時には収穫をするということでした。
一日でもサボって、収穫時期を逃すと繊維が多くて食べられなくなってしまうそうです。つまり、面積が大きすぎると育てられないという事でした。
収穫して袋づめの毎日。オクラ農家さんは、皆さんまじめで働き者が多いそうですよ。全国のお嫁さん候補者、嫁に行くならオクラ農家へ!!

オクラへの熱い情熱!
若々しくてスマートなものがおすすめ!

オクラのおいしい見分け方を教わったので。お買い物の際に皆さんも参考にして下さいね。
まずは新鮮であること。見分けるポイントは切り口だそうです。切り口は一日で黒くなってしまうそうなので、みずみずしいものを選んでください。
そして、緑が鮮やかな事。あまり太っていてパンパンなものよりは適度な太さでスラッとしたのが良いそうですよ。

これぞ自慢のオクラだ!

オクラのレシピ

オクラのおすすめレシピをお伺いしました。ぜひお試しあれ。

オクラケーキ

卵 3個 / 小麦粉 100g / 砂糖 80g / 溶かしバター 15g / オクラソース 100g
オクラは種とヘタを取り除き、生のままとろっとするまでミキサーにかけます。
あわ立てた卵、砂糖、小麦粉、溶かしバター、ミキサーにかけたオクラを混ぜ合わせます。
型に入れて、170℃で20分。その後150℃に温度を下げて10分ほど焼けば出来上がりです。 オクラを入れることにより、しっとりとして次の日まで美味しいですよ。

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取材日:2011.08.16