東洋薬膳茶アドバイザー養成講座♪
こんにちは
今回は
「薬膳に興味はあるけど、忙しいし、お料理もちょっと苦手…」という、 そんな方に必見
沖縄初開催となった
東洋薬膳茶アドバイザー養成講座へお邪魔してきましたよ~っ┏( ^o^)┛
…え?
何だか難しそう?
いえいえ、全くそんなことはないんです
そこで、まずは簡単な豆知識から。
「薬膳」 とは?
中国伝統医学に基づいた食養生のこと。
そして、今回学ぶ
「東洋薬膳茶」 とは?
毎日気軽に続けられるお茶を中医学の観点から理論づけ
普段の生活に取り入れ、未病、治療することを目的に、 身近な食養生である薬膳茶について楽しく学びましょうというもの。
…どうですか?
ここまでの説明を見てもらうと、 案外簡単そうな気がしてきません?
(決して長文をサボっているワケではございません!笑)
そうなんです!
「ちょっと敷居が高そう… 」と思っている方や、 興味はあるけど「忙しくて続ける自信がない…」という方でも、 お茶なら、気軽に♪楽しく♪始められるんですよっ (-^∀^-)
講師は、谷口ももよ(たにぐち ももよ)先生
講師Profile
薬膳料理研究家であり、薬膳料理教室「Salon de Maman」を主宰。
2016年9月に一般社団法人東洋美食薬膳協会を設立し、 代表理事として薬膳の普及とともに薬膳茶の認定講座を開催。
薬膳の他にも、ハーブコーディネーター、ビューティーフードコンシェルジュ、豆腐マイスター認定講師…など、 多岐にわたる分野で活躍中。
まさに才色兼備なお方です…(*˘︶˘*).。.:*
先生、どうぞよろしくお願いいたします!
午前中は座学
主な内容としては、
・東洋医学について
・薬食同源
・身近な食薬
・中国茶の種類と効能
・季節の薬膳茶
などをテキストを読み合わせながら学びます。
本日の生徒さんは、 いつもイオン×おきレシでレシピを提供している新崎亜子先生のお料理教室に通われている方や、 飲食関係の方、薬膳の勉強をされている方など
各地から素敵な女性たちが集まりました
和やかな雰囲気の中でも、真剣な眼差しで学んでいました
________________________________________
午後は実習!
でも、その前に…
お楽しみのランチタイムですよ~
メニューは薬膳豆カレー、キッシュ、ヨモギの白和え、ターメリックRiceといった
旬の食材、薬食を使ったヘルシーな品々(≧ڡ≦*)
う~ん美味しそう
講座の開催場所となっている「リストランテIPPEI」さん、
今度は個人的にディナーで来ようっと♪ウフフ
________________________________________
はぁ~、お腹いっぱい!
午後からの実習にも気合いが入ります!
帰ってから続けられるように、集中せねば!p(・∩・)q
まずは、基本のお茶の効能から学びます
普段何気なく飲んでいるお茶の中にも、いろんな効能があるって知ってました
例えば、
「プーアール茶」は、新陳代謝を促したりコレステロールを下げる効果があったり。
「紅茶」は体をあたためる、 逆に「緑茶」は熱を冷ます働きがあるので、 冷え性の方が冬に緑茶を飲むのは避けた方がいい。
などなど…。
今まで効能を知らず、逆効果な飲み方をしていたことに心当たり満載な私
もう、目からウロコです
くぅ~、もったいないことしちゃってたなぁ~(。>﹏<。)
でも、今日の講座を機に、上手な飲み方ができるようになるから、ラッキー(←ポジティブ思考、バンザイ!)
さて、さっそく実践です
普段は日本の茶器やティーセットなど、お好みの茶器を使ってOKなんですが、 今回は、中国茶器の作法も教わりました
聞香杯(モンコウハイ)の上に茶杯をかぶせて、
えいっ。と、ひっくり返してお茶をうつして…
聞香杯の香りを、鼻から吸い込むと…
う~ん、いい香り~~~ (人´ω`*).☆.。.:*・゜
お次はブレンドの仕方
こちらは菊花(キッカ)。
お花が開いて見た目もカワイイですよねぇ~
ただ、菊花は香りがちょっと強めなので、 効能を考えながらも飲みやすくするために、緑茶、クコの実をブレンド。
ブレンドしていくごとに、香りや味の変化を感じました。
菊花は肝臓に良いそうで、 血行をよくするクコの実との相性もピッタリなんですって!
他にも、 いろいろな組み合わせを実践していきましょう~(☆o´∀`)o
緑茶には何が合うのでしょうか?
紅茶にバラの花をブレンドしたら、どんな作用が期待できそうか?
生徒さんたちとディスカッションしながら、 いろいろな組み合わせを試していきます
目をつむって飲むと、なんだか癒されます
そしてグループワーク
チームに分かれて、 効能や取り入れたい季節などを話し合いながら、ブレンドを考えてみましょう!
テキストや先生の講義を参考にしながらシンキングタイム
意見発表では、
「紅茶3 : キンモクセイ2 : 陳皮(チンピ)1 の配合で、秋に飲みたいお茶!」
などの発表に対して、先生が解説やアドバイスをお話してくださいました
みなさん、短時間でスゴイ吸収です!
最後は、認定証の授与が行われましたっ
うれしそうな笑顔!
今回は11名の東洋薬膳茶アドバイザーが、ここに誕生しましたっ
おめでとうございまーす (*≧▽≦ノノ゙☆パチパチ☆
________________________________________
さて。
ここまでの取材レポートはいかがでしたしょうか?
実はこの翌日、 アドバイザー受講した方対象に、 ステップアップを目指す方への
「東洋薬膳茶スペシャリスト」 の講座も開催していたんです…っ!!
こちらの講座では、 中医学の基本から薬膳茶の方剤論、症状別薬膳茶、認定試験などの、より濃密な内容となっているそうです
2日連続受講された方もいらっしゃって、 無事、スペシャリストの認定証を手にしていました~゚+.(o,,〃ω〃)o スゴォ~ィ♪゚+.*
この認定を受けると、 今度は教える側として、東洋薬膳茶を広めていく一員になれちゃうんですよ
このクラスの詳しい取材レポートは、またの機会に
________________________________________
最後に。 講師の谷口先生と、 受講生を代表して亜子先生のインタビューをご紹介いたします!
谷口先生
:講座をとおして伝えたいことは?
身近なものにもたくさんの効能があって病気を予防できることを、 知っているのと知らないのとでは全然違ってくると思います!
この講座をきっかけに「薬膳」を知っていただいて、ぜひ身につけてほしいです。
:初心者でも大丈夫でしょうか?
「薬膳が難しい」「お料理が苦手」という方でも、薬膳茶だと入りやすいと思います。
なぜかというと、お湯を注げばいい身近なものである、ということと、 お料理よりも組み合わせる食材が限定されているので、あまりたくさん覚えなくてもいいんです♪
男性でもできるし、気軽に持ち運びもできますし。
初めての方にこそ、東洋伝統の食養生に触れていただく内容としてオススメなんですよ。
:生徒さんたちからの反響は?
薬膳料理が苦手という方にも「すごく楽しかった!」というお声が多く、 みなさんが喜んでくださってるのがとても嬉しいですね。
生徒さんの中には、「今年の冬は冷えが解消した!」とか「むくみが解消した!」という方もいらっしゃいます。
ただ、これは続けないと意味がないので、生活習慣の中に取り入れることがとても大切なんです。
:これからの展望は?
お茶を窓口として、今後は食の方にも目を向けていけたら…と考えています。
まずは、「もっと気軽なんだよ!」ということを知ってもらうために、薬膳茶から入っていただいて。
「お茶だけでも十分なんだ!」「こんなに効能があるんだ!」って感じてほしいです。
今後は、小さなお子様からご年配の方まで、 体にいいものをちゃんと選んで、美味しく食べていく「食育」にも繋げていけたらな、と思っています。
亜子先生(右)
:講座を受講しての感想は?
一番知りたかったお茶の組み合わせを知ることができました。
オーソドックスな組み合わせを再認識できましたし、 アレンジ方法も教えていただき知識を深めることができました!
これから自分でもパパッと組み合わせができるように、自宅に帰ったら復習です
:今後どういうふうに生かしていきたい?
スペシャリストになれば今度は伝える側になれるので、 薬膳料理教室だけでなくお茶コースも、いずれはやってみたいな、と思っています。
リラックス効果のあるお茶を ゆっくりいただく穏やかな時間を大事にすることで 自分の体や環境と向き合うことができるのではないでしょうか。
個人的には頭痛、冷え性だった体調が薬膳で改善されたため、日々の生活に薬膳茶も取り入れて効果を期待したいです。
今後は沖縄県産のお茶もブレンドしながら薬膳茶を楽しみ、 たくさんの方に伝えていきたいと思っています。
↑こちらは、亜子先生が自宅でも飲んでいる薬膳茶。
菊花+クコの実+はちみつのブレンドで、 頭痛や眼精疲労に効果的なんだそうです!
こんな風に続けていけたらいいですよね
亜子先生含め、「東洋薬膳茶アドバイザー」の認定おめでとうございます!
取材にご協力いただいた先生、生徒のみなさん、ありがとうございました