おばあが教える島の味〜葉にんにくとちりめんじゃこ混ぜ〜
今回ひでおばあに教えてもらうのは葉にんにくを使った料理。葉にんにくはその名の通りにんにくの葉部分のことです。ひでおばあはおうちの庭で葉にんにくを育てているのだそう。プランターににんにくの1片を植えると2週間ほどで芽がでて、葉がぐんぐん伸びてくるのだそうです。
収穫した葉にんにくはニラよりも太く、かすかににんにくの香りがします。ひでおばあのおうちでは、この葉にんにくを細かく刻み、ちりめんじゃこと混ぜてふりかけのようにして食べるのが定番。切ると香りは強烈ですが、ご飯にはぴったりのお供です。
この葉にんにくはマーボー豆腐、チャーハン、餃子にもぴったり。「生では香りが強すぎて・・」という方も火を通せば食べやすくなるそうです。
調べてみるとプランターだけでなく、水耕栽培でも育つとのこと。庭がなかったり、ベランダがない方もキッチンで簡単に栽培できちゃいます。お子さんと一緒に育てて、収穫して、一緒に調理するのも食育のひとつとしていい方法です。
注意点は、葉にんにくの強い香り。刻んだ葉にんにくを冷蔵庫で保存するとにんにくの香りが充満しますので、厳重にラップをするか、1回で食べられる量を作るのが得策です!
けれど、にんにくはその香りがあるからおいしいもの!好きな方は本当にハマってしまうおいしさです。にんにく好きの方はぜひ試してみてください。
葉にんにくとちりめんじゃこ混ぜ
材料(4人分)
葉にんにく 1束
ちりめんじゃこ(梅ちりめん、鮭ちりめん、野沢菜ちりめんなどお好きなものでもOK) 1パック
作り方
- 葉にんにくを小口切りにする
- ちりめんじゃことまぜる
※一晩冷蔵庫に置くと、ちりめんじゃこの塩分となじんで葉にんにくがしんなりして食べやすくなります。)
おうちでも育てられる
葉にんにく(プランター・水耕栽培で)
葉にんにくはおうちでも簡単に育てられます。プランターににんにくを1片ずつ植え、水を適宜かけていると二週間前後で葉がでてきます。水耕栽培の場合は、にんにく1片を塗れたキッチンペーパーで包み乾かないように水を適宜ふきかけながら2日おきます。そうすると芽と根がでますので、水耕栽培で使われるパーライトなどの発泡スチロール材をたっパーにいれたものに植え替え、水を切らさないように育てます。10~15センチくらいまで成長すると収穫できます。使い切れなくて芽がでてしまっているにんにくでもOK!おいしい食材に早変わりします!