沖縄のスパイスの一つで「ヒ八チ又はピパーシィ」と呼ばれる
オキナワン胡椒 「ヒハツモドキ」があります。
石垣島で多く見られるようで沖縄本島では知っている方は
少ないようです。
那覇のあちこちのお庭で探してみても見当たらないはずです。
なので相棒のお友達が石垣から那覇に来るときに苗を持ってきてもらい
お店のテラスに植えてみました。
一回目は悪天候に小さい苗は勝てず消えてしまい
再度チャレンジしたのが去年の春先でした。
去年は無くなりもしないのですが成長もあまり見られず
環境が合わないのかなぁ~~と半ばあきらめぎみでした。
久しぶりのここのところのお天気で朝から水をあげていたら
よ~く見ると実を付けていました。
「あぁ~~やっと那覇の泊の子になってくれたんだ!」
いろんな種や苗を植えみても育ったり育たなかったりです。
このピパーシィは使いたかったスパイスだったので
今朝はこの可愛い実に感動でしした。
青い実を乾燥させて粉末にしたのがよく売られています。
沖縄そばやお汁に薬味として使います。
柔らかい葉も刻んで薬味として良い香りです。
たましだでは柔らかい葉をスパイスとして使ったり
天ぷらにしたりしていました。
胡椒ですからピリッと辛いのですがほんのりシナモンの
ような甘い香りがします。
ヒペリンという成分が血流量を上げ胃の調子を整え
食欲増進させたり手足の温度を急上昇させる効果が
あると言われています。
今度はこの青いフレッシュな実がどんな活躍をしてくれるか
楽しみです。