おさかな情報
泊いゆまち セリ見学。。。
2013/01/19
こんにちは、皆様。
ムーチーの季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
この時期は一気に寒さの山が訪れる「ムーチービーサ」がありますが。。。体調を崩していないことを願います(>_<)
それにしても、昔の人は寒さの時期まで当ててしまう「旧暦」を作るなんて、すごい!!
きっと自然と調和しながら生活をしてきた証なのでしょうね。
さてさて、本題に入りまして♪
今回のお知らせは「泊いゆまち セリ見学。。。」と題して、セリの紹介や見学についてのことを、少しばかりご紹介したいと思います(^^)
泊いゆまちは、泊大橋のたもとにある那覇市漁港内にあり、複数の鮮魚店が立ち並ぶ「おさかな市場」 ↓
その日に水揚げされたカラフルで新鮮なお魚たちがたくさん並んで、皆様をお待ちしています☆
また、建物内の奥にはガラス張りの解体室があり、午前中に見に行くと(運がよければ)マグロの解体されている現場に遭遇できます!!
そして、もっとお得(おもしろ)情報としては。。。
何と、隣にあるセリ場を無料で見学することが出来るんですっ!!!
おさかな女子メンバーも、先日見学させて頂きました。
朝5時とちょっと早めの時間からセリが開始されるので頑張って起きないといけませんが、滅多に見られない素敵な機会。
わくわく・ドキドキで、見学させて頂きました。
ちなみに、セリ場の2階にある事務所で受付をして「見学者」と書かれている帽子を受け取ると、どなたでもセリ場の見学をすることが出来ます。
(もちろん、仕事人のお兄様たちの邪魔しないように気をつけながらですよ♪)
詳しくは、泊いゆまちへお問い合わせ下さいませ(^^)
ではでは、早速セリのことをご紹介します☆
建物の中に入ると、お魚が2ヶ所に並んでいました。
建物の手前側(道路側)では、イラブチャー・ガーラ・タマン・ビタロー・アカジンミーバイといった沖縄ならではのお魚のセリが ↓
(ちなみに、お魚の上にある紙は、各中卸業者さんのマークです。これで、どこが競り落としたか一目瞭然!!!)
奥のほう(海側)ではキハダ・メバチ・トンボといったマグロや、カジキ・シイラなど大型のお魚のセリが行われています。 ↓
(こんなに並んでいますが、これでも少ないんですって。最盛期には、もっとたくさんのマグロが横たわっているのだとか。。。)
さて、皆様。
セリの際に、マグロの鮮度・肉質を確認するためにどうするか、ご存知でしょうか?
セリの前に、解体して確認するはずはないですよね。。。^^;
正解は、下の写真を見てわかる通り
「尾ひれの付け根のところにある切れ込み部分から、肉質・色・鮮度などを確認」
するのだそう。
少し切って、直接味を確認する仲買人さんもいらっしゃいました ↓
そして、確認した後は。。。大型魚のセリ!!
手で持てる折りたたみの黒板のようなものに各仲買人さんが希望価格を書き、いっせいにセリ人に見せ価格が一番高い人が競り落とすスタイル。
小さなお魚のセリの時には「上げゼリ(セリ人が開始価格を決め、一番高い価格を言った人が競り落とすという’’オークションスタイル’’)」だったので、ちょっとびっくりしました。
が、いろんなスタイルのセリが見られて、とても勉強になりました。
競り落とした大型魚は、やっぱり重たいので。。。
フックのようなもので引っ掛けて、引っ張って運びます。
魚が地面を進むって、何か面白い光景です☆
ツルツル・ツルツル~~~~~ ↓
その後は、各解体場に運んで部位別に解体してお店や・鮮魚店へ並ぶ。。。ということになります。
普段、パック詰めの切り身しか見たことない方や、お子様の夏休みの自由研究にはもってこいの「セリ場見学」。
ものの流通や、私たちの口に入る食材にどれだけの人が関わっているのかが分かる、良いきっかけになると思います。
機会がありましたら、ぜひ見学へ行かれてみて下さい♪
もれなく、素敵な朝焼けもついてきますよ。。。d(^^)
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます☆
次の更新をお楽しみに。。。♪